膠原病が引き起こす皮膚病はバルトレックスで治す

痛みがある皮膚病として帯状疱疹が有名です。この皮膚病では水ぼうそうのを引き起こすのと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスが原因です。水ぼうそうは子どもの時にかかることが多いですが、治療してもウイルスは死滅しません。神経節に潜んでいるため、免疫力が低下すると活動を活性化します。症状は皮膚にチクチクとした痛みが最初に現れ、痛みのある部分から赤い発疹ができます。それが水ぶくれになって帯状に広がります。以前は高齢者に多い皮膚病でしたが、最近では20歳~30歳の若い世代でも増えています。通常は一度かかると再発することはありません。しかし膠原病を持った人は、帯状疱疹を繰り返す傾向になります。膠原病とは体の免疫システムが正常に働かない病気です。人間の体は免疫によってウイルスなどの異物を排除します。しかし膠原病では自分自身も異物と見なして細胞や組織を破壊します。15歳~40歳の女性が発症しやすい病気で、一度かかると完治は難しいです。膠原病はどの部位で症状が出るかによって病気が分かれますが、帯状疱疹を引き起こしやすいのは、全身性エリテマトーデスです。膠原病の治療には炎症を抑制するステロイドが継続的に投与されます。しかしステロイドには免疫力を低下させる副作用があります。帯状疱疹になると炎症はステロイドを使って改善します。そして抗ウイルス剤によってウイルスの増殖を防ぎます。この時バルトレックスがよく使われます。バルトレックスはウイルスがDNAを複製するのを抑制します。ただしバルトレックスとの相性を考慮して、ステロイドを減らすことがあります。膠原病の人は帯状疱疹が重症化して神経痛を起こすことがあるので、しっかり治療する必要があります。